2014年9月5日金曜日

ビジネス英語 フレーズ 800


この本を書いたのは、私が尊敬する、杉田敏先生です。
1987年、NHKラジオ第2で「やさしいビジネス英語」という番組が始まりました。といっても当然、私はまだ当時の放送は知りません。

本格的に聞き出したのはいつでしょう? 社会人になってからかな? それとももうちょっと前かな?
とにかくわかりやすい、続けやすい、ラジオ英語教室でした。
「やさしい」と名前がつくものの、NHKの英語講座の中では最も高いレベル。

今は番組名も変わっているそうです。

そんな杉田先生に、先日お会いする機会がありました。
緊張しましたね。 でもとてもやさしい紳士、といった感じです。

この本は、杉田ファンのみならず、ビジネスの現場でちょっとした英語のフレーズを知っていたらいいな、と思う方にお勧めです。

私はアラフォーですので、もう10代、20代の詰め込み記憶術は効きません。
英語は使って慣れろ、ですので、この本に書いてあるフレーズをどんどん試そうと思います。
一度使うと、その状況・環境を含めて覚えるので、忘れません。




2014年9月4日木曜日

コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学

著者はITコンサルタントです。 でも述べている内容は非常に幅広く、コンサルタント業をしていないひとでも面白く読めると思います。

何といっても語り口が自然。 翻訳が良いのかな。

営業に使える知識がたくさん詰まっています。 
質問力、対話力、とでもいうのかな。
モノやサービスを売るとき、顧客のニーズを把握していないと売れませんよね。
でも顧客のニーズは生き物なんです。
これは私も経験があります。

以前、受託解析ビジネスで働いていたときのことです。
最初の打ち合わせで決めたことを、しばらくして納期が迫ったとき、顧客はいとも簡単にひっくり返して、さらに上を求めてきたのです。
でもそれは、私が最初に顧客のニーズを完全に把握していなかった、からではありません。
(もちろん把握していなかった可能性も0ではありませんが)

途中経過を報告したとき、顧客も勉強して、もっとこうしたら良かったのでは? と思うようになったのです。
で、最初の打ち合わせのときと、顧客のニーズは変わってしまった。
今度はそれに応えないといけない。

多分、似たようなことは一般社会でも多くあるでしょう。

先端技術やハイテク産業、IT・ソフトウェア産業は、顧客のニーズはくるくる変わりますよね。

コンサルタントのみならず、そんな産業で営業している方は読んでみて損は無いと思います。



2014年8月28日木曜日

まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う

マネージャーとはどんな仕事か?
管理職とはどんな責任が要求されるのか?
マネージャーとリーダーの違いとは?

述べられている内容はアメリカのマネージャー論なので、日本とは若干、というかかなり異なります。
が、外資系企業と付き合っている私にとって、これはとても役に立ちます。

部下を管理する必要は無い。部下の能力を最大限に引き出す環境を作れるのが、優れたマネージャーである。

Totally Agreeです!

会社によって、文化がありますよね。
日本企業は社風というのがはっきりしている気がします。
訪問すると、社員が生き生きしている、そんな会社があります。
働く環境が良い、というのでしょうか。
そういう会社・部署は、きっと優れたマネージャーがいて、部下にある程度裁量を与えているのでしょう。


この本は、日本語訳も素晴らしく、読みやすかった。
いわゆる経営論ではないので、経営者が読むと誤解するかもしれません。
上を目指す全ての中間管理職向け、かな?

でも繰り返しますが、内容はかなりアメリカ的なので、日本で通用しないことも多い。



2014年8月20日水曜日

ストーリーとしての競争戦略

世に成功しているビジネスとはどういうものだろう?
そんな興味を持って手にした本です。

共通するのは、しっかりしたビジョン、ストーリーを持ったビジネスだということ。
その業界で一番のシェアを取っている企業ではないけれど、自分たちが得意とするところを最大限生かして、確固とした存在感を持っている企業が、私は好きです。

この本には、例えば、私の好きなスターバックスが出てきます。
なぜスターバックスは、ゆったりとしたソファや、スペースがあるのか?
なぜフランチャイズ制を取らずに直営でやっているのか?
そこには確固とした信念、ストーリーがあるからです。

私の高校時代の友達も、一時スタバで店長をやっていました。
彼女のコーヒーに対する知識・思い入れはすごかった。

日本人が書いた経営書です。 若干説明に冗長性を感じましたが、面白く読めました。




2012年7月4日水曜日

悪い本

「悪い本」、これは絵本です。

怪談絵本というジャンルです。
子供向けではありません。
でも、ある程度の年齢なら、読んでも大丈夫かも。

できれば買って、夜、独りのとき、読んで下さい。
そのとき、声に出して読んで下さい。

きっと怖い。

何か意味深な文章。
途中の絵の不気味さ。

子供って、怖いときありますよね。
無表情な子供の顔は、怖い。
それは、子供は常に無邪気で、表情豊か、っていう先入観を大人が持っているから。

でも子供って、残酷な一面もありますよね。
良く見るでしょう、アリを殺すのに夢中になっている子。
そうやって、ちゃんとした大人になっていく。



2012年6月13日水曜日

やっちゃれ やっちゃれ


これは図書館で借りました。
以前、忘れましたがどこかの首長さんが推薦していたので、読んだのです。

高知県、私は行ったことありませんが、坂本竜馬の国ですね。
この高知県が独立する、という話です。

全くのフィクションかと思って読んでいくと、現在日本の地方自治の問題点、例えば、地方交付税交付金制度が、どれだけ地方を国に頼らなければいけない状態にしているか、という問題点を、はっきりさせてくれたりして、意外と勉強になります。

地方自治の独立性というものが叫ばれてだいぶ経ちますが、どれだけ独立性が保たれているのでしょう?
財政破たん寸前の自治体は多く、国からの補助金で何とかつながっているところもあるでしょう。
補助金をもらうということは、それだけ国の指図に従わざるを得ない・・・。

この小説は、四国の1県に過ぎない高知県(ググればわかりますが、高知県は産業規模の大きさは全国で下から2、3番目です)が、もし、独立国として出発したらどうなるか、をリアル?に書いています。

日本人でなくなるのか? パスポートは? 戸籍や年金はどうなる? 通貨は? 経済は?

でも小説ですのでちゃんとストーリーもあります。
途中、「えっ!」と驚くシーン(ありえない展開)があります。

ただ、高知県が独立するのは無理があるなあ。
沖縄とか、九州、北海道とかなら現実味があって面白い。

沖縄なら台湾と貿易して経済は何とかやっていけそうだし、九州なら中国・韓国との貿易で、北海道ならロシアと組んで北方領土を特区にしてエネルギー開発で独立する。

地域経済が活性化すれば、別に独立しなくても連邦制とかでやっていけば良い、と思ったのが、この本を読んだ感想でした。






2012年6月12日火曜日

理由 宮部みゆき


この間、ドラマで宮部みゆき原作の作品がやっていたので思わず見た。
でもやっぱり本を先に読むとちょっとイメージが・・・。
この「理由」は、高層マンションに起きた殺人事件がきっかけで、家族とは何か、ということをテーマに問いかける。

隣近所も知らない都会の孤独と、親の愛情、家族愛。

殺人事件で殺された4人家族が、実はまったくの他人。そしてその部屋の持ち主も別人。
最初は、何だ?この小説は?
って思ったけれど、ぐいぐい引き込まれる。
ドラマも良かったけれど、小説の方がやっぱり泣ける。

ドラマと言えば、「レベル7」もやっていた。 こちらはSFチックな病院を舞台にしたサスペンスで、つっこみどころもたくさんあり、あまり感情移入できなかった。
宮部みゆき作品は、少年・少女が必ずキーパーソンとして登場する。
「我らが隣人の犯罪」もおすすめ!
短編なので読みやすいけれど、後に残るのだ。