2014年8月28日木曜日

まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う

マネージャーとはどんな仕事か?
管理職とはどんな責任が要求されるのか?
マネージャーとリーダーの違いとは?

述べられている内容はアメリカのマネージャー論なので、日本とは若干、というかかなり異なります。
が、外資系企業と付き合っている私にとって、これはとても役に立ちます。

部下を管理する必要は無い。部下の能力を最大限に引き出す環境を作れるのが、優れたマネージャーである。

Totally Agreeです!

会社によって、文化がありますよね。
日本企業は社風というのがはっきりしている気がします。
訪問すると、社員が生き生きしている、そんな会社があります。
働く環境が良い、というのでしょうか。
そういう会社・部署は、きっと優れたマネージャーがいて、部下にある程度裁量を与えているのでしょう。


この本は、日本語訳も素晴らしく、読みやすかった。
いわゆる経営論ではないので、経営者が読むと誤解するかもしれません。
上を目指す全ての中間管理職向け、かな?

でも繰り返しますが、内容はかなりアメリカ的なので、日本で通用しないことも多い。



2014年8月20日水曜日

ストーリーとしての競争戦略

世に成功しているビジネスとはどういうものだろう?
そんな興味を持って手にした本です。

共通するのは、しっかりしたビジョン、ストーリーを持ったビジネスだということ。
その業界で一番のシェアを取っている企業ではないけれど、自分たちが得意とするところを最大限生かして、確固とした存在感を持っている企業が、私は好きです。

この本には、例えば、私の好きなスターバックスが出てきます。
なぜスターバックスは、ゆったりとしたソファや、スペースがあるのか?
なぜフランチャイズ制を取らずに直営でやっているのか?
そこには確固とした信念、ストーリーがあるからです。

私の高校時代の友達も、一時スタバで店長をやっていました。
彼女のコーヒーに対する知識・思い入れはすごかった。

日本人が書いた経営書です。 若干説明に冗長性を感じましたが、面白く読めました。